釣りと政治を未来につなぐ ― 釣り人による新たな一歩

釣りを愛する私たち釣り人が、釣り文化の未来を守るためにできることは何でしょうか?

その一つが、「政治との対話」です。

近年、外来魚問題や釣り場の閉鎖といった課題に対し、釣り人自身が主体的に声をあげる必要性が高まっています。これまで、釣り人の想いや現場の実情が十分に行政や議員に届かず、釣り場の未来が左右されるケースもありました。

そこで、「スマイルフィッシング」プロジェクトでは、釣り人と地元政治家・行政との橋渡しとなる活動を進めています。

◆ 双方にメリットのある関係構築を目指して

この取り組みは、ただ陳情を行うだけではありません。

釣り人は、地域の自然環境と向き合い、観光や地域経済にも貢献する存在です。そうした釣り人の声を、地元の議員や行政に届け、政策へと反映させることで、健全な釣り文化を守り、地域の活性化にもつながります。

一方で、政治家や行政にとっても、釣り人との関係構築は地元の理解者や支持者を増やすきっかけとなり、選挙や政策形成においても大きなメリットとなります。

◆ 釣り場から政治へ ― 地域の声を届けよう

この活動を通じて、以下のような取り組みを実施しています:

  • 地元釣り場での課題や魅力を整理し、議員や自治体に共有

  • 釣り禁止や規制強化などの動きに対する建設的な対話・提案

  • 地元政治家と釣り人の交流会・意見交換の場づくり

  • 法制度への意見提出やロビー活動の実施

私たち釣り人自身が、“釣りの未来の当事者”として行動する時代が来ています。